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讀賣新聞岩手版

天気が良かった為か、事前の申込み人数より減りましたが、百人超の市民公開講座をしました。はじめに、「ロコモ」という言葉を知っていますか?と手上げを依頼しました。知っていて遠慮する人も多いので正確では無いでしょうが、会場の2割程度の人しか手をあげませんでした。来場者の大半が高齢者であることや、講座は事前申し込み制度になっていますことなどを考えると、岩手県に限ったことかも知れませんが、ロコモと認知度の悲惨さを感じながら、講演をしました。

講演の後に、80歳台の男性から、スクワットのやり方を質問されました。やってもらうと、スクワットでなく、しゃがみ込みになっていました。帰宅したら、カミさんからも同じような質問と叱責を受けました(苦笑)。男性の場合は、膝をカナリ屈曲させていました。大腿四頭筋の筋トレのイメージが中々掴めないようです。会場でも実演したのは、壁に背中を付けて、足を一歩あるいは半歩前にだして、背中を壁に付けたままで、お尻を下げることを指導しました。一歩前に出して立つと、腰を下ろしても膝は爪先より前に出ることはレアですか、これではイメージが掴めたら、レーゲルなスクワットをするように説明しましたら、理解できたようです。80歳を過ぎてもその向学心に敬服しました。難しいはなしでは飽きがくるのと参加意識を高めるために、来場者全員でやる体操をアップしました。
https://youtu.be/hTWRcxRvjm8
最後の挨拶のスライドには上野動物園のフラミンゴの、写真を置きました。講演で片脚立ちをフラミンゴ療法と説明していたので補足しましたが上野動物園のフラミンゴは両脚立ちでした。最後の最後の締めは、「上野動物園をバンダが産まれました。皆さん、赤ちゃんバンダの名前をご存知ですか?」会場から「シャンシャン」「では本日のの話はこの辺でお開きとします。久保谷康夫先生

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